​マッサージの後に体がだるい・眠いのはなぜ?「好転反応」の本当の理由と2つの対処法

マッサージやヘッドマッサージを受けた後、家に帰ったら「なんだか体がドッとだるい…」「猛烈に眠い…」と感じたことはありませんか?

「体に合わなかったのかな?」と不安になるかもしれませんが、安心してください。これはお体が「お休みモード」に入り、一生懸命に回復しようとしている正常なサインです。


今回は、一般的に「好転反応」と呼ばれるこのだるさの正体を、体の仕組みの視点からわかりやすく解説します。

だるさの正体は自律神経がリラックスモードに切り替わった証拠

​施術後のドッとしただるさや眠気は、張り詰めていた交感神経(戦闘モード)が、急激に副交感神経(お休み・回復モード)へと切り替わったために起こります。


​よく巷では「体に溜まった毒素が抜けるデトックス現象(好転反応)」と説明されますが、実はこれには医学的な根拠はありません。


本当の理由は、固まっていた筋肉がほぐれて血行が急激に良くなり、脳が「今は徹底的に休んで体力を回復させる時間だ!」と判断したからです。いわば、お体のシステムを正常に戻すための再起動リセットがかかっている状態なのです。

だるさが出る人と出ない人の差は何?

​同じ施術を受けても、翌日にだるくなる人と、最初からスッキリする人がいます。この差は、お体にどれだけ疲労を溜め込んでいたかにあります。


□​だるさが出やすい人:日常的にストレスやコリが強く、脳が「辛さのセンサー」を麻痺させて頑張りすぎていた方です。施術で緊張が解けた瞬間、今まで気づかないフリをしていた本当の疲労感が一気に表面化します。


□​だるさが出にくい人:定期的にメンテナンスをしていて元々の代謝が良い方や、血管の柔軟性が高く、血流の急激な変化に体がスムーズに適応できる方です。

『心地よいだるさ』と『もみ返し』の決定的な違い

一番の違いは筋肉が傷ついている(ケガをしている)かどうかです。

 

□だるくなる反応(副交感神経のスイッチ):筋肉は傷ついていない。自律神経がリラックスモードになり、血流が良くなったことで起こる「良い反応」。

□もみ返し(筋繊維の微細な損傷):強い力で無理に揉まれたことで、筋肉の繊維がプチプチとちぎれて炎症を起こしている「ケガ(微細な肉離れ)の状態」。

特徴 だるくなる反応(正常な反応) もみ返し(筋繊維の損傷)
主な原因 自律神経の切り替え、急な血流アップ 強すぎる圧、無理なもみほぐし
お体の状態 筋肉がほぐれて修復中(正常) 筋肉が傷ついて炎症している(ケガ)
症状の出方 からだが重い、眠い、だるい(全身性) 触ると痛い、動かすと痛い(局所的)
痛みの種類 痛みはほぼない、あってもジワーっとした重さ ピンポイントでズキズキ
続く期間 当日~翌日(長くても2~3日) 3日~1週間近く長引くこともある
その後の変化 抜けた後は、驚くほど体が軽くなる 痛みが引いた後、前より筋肉が硬くなる

だるくなった時にすぐできる2つの対処法

もし施術後に重だるさを感じたら、次の2つを試してみてください。

コップ1杯の水分(お水や白湯)をこまめに飲む

​筋肉がほぐれると、血行やリンパの流れが格段に良くなります。お水を意識して飲むことで、体内の巡りがさらにスムーズになり、だるさから早く抜け出すことができます。

お風呂はサッと済ませて、いつもより早く寝る

お体は今、猛スピードで修復作業を行っています。当日の長湯や深酒はのぼせやすくなるため少し控えめにして、スマートフォンの画面を閉じて早めに就寝してください。睡眠こそが最高の回復薬です。

だるさは通常、当日〜翌日でおさまります

マッサージの後のだるさは、通常は当日〜翌日、長くても2〜3日でおさまります。そして、このだるさが抜けた後は、頭も体も驚くほどスッキリと軽くなるのを実感していただけるはずです。

当サロンの経絡ヘッドマッサージやボディケアでは、お一人おひとりのバランスに合わせた丁寧な圧を心がけています。「最近忙しくて緊張が抜けないな」「本当の疲れをリセットしたいな」と感じている方は、ぜひ安心してお体に身を任せにきてくださいね。

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