骨盤のつくり
寛骨について
寛骨は骨盤の中で一番大きい骨です。思春期までは腸骨・坐骨・恥骨の3つに分かれていて、3つの骨はY字型の軟骨で結合されています。成人になるとY字型の軟骨が癒合し1つの骨になります。寛骨の外側には寛骨臼という半球状のくぼみがあり、ここに脚の骨である股関節がつきます。
- 腸骨(ちょうこつ):腸骨は扇状に広がった骨です。内側の中央には腸を受け止めるくぼみがあり、股関節を曲げる筋肉がつきます。外側におしりの筋肉がつきます。他にも足や背中の筋肉もつくので骨盤のゆがみによりいろんな所に影響が出ます。
- 坐骨(ざこつ):お尻の下側にある骨で、本来は「座ったときに体重を支える」役割を持っています。しかし現代人の多くは、骨盤が後ろに寝てしまい、この坐骨で正しく座ることができていません。
- 恥骨(ちこつ):寛骨下部の前方にある骨です。出産後の女性の方で恥骨結合が痛いという方がいらっしゃいます。
仙骨について
仙骨は思春期までは5個の骨で、成人になると癒合して1つの骨になります。仙骨と寛骨のつなぎめを仙腸関節といいます。仙骨は逆三角形をしており、上半身の荷重を仙腸関節から股関節を通して足に荷重を流します。足からの衝撃もおなじように足から股関節、仙腸関節を通して上半身に流します。
尾骨について
尾骨は3~5個の小さな骨であり、融合して1つの骨になります。
骨盤の役割
骨盤には大きく分けて3つの重要な役割があります。
1.上半身の支持と下半身への分散:背骨から伝わる体重を左右の足に均等に受け流す「中継地点」です。
2 .歩行時の衝撃吸収:歩く時に足を前に振りだして踵が地面に着いたとき、足に衝撃が加わり全身に伝わっていきます。
その衝撃を足関節→膝関節→股関節→骨盤で吸収していくことで上半身に衝撃を緩和するようにしています。
3.内臓の保護:膀胱、直腸、そして女性の場合は子宮や卵巣などを下から受け止め、保護する器のような役割を果たします。
骨盤のゆがみとは?
よく言われる「ゆがみ」とは、骨自体が曲がるわけではなく、周りの筋肉のアンバランスによって傾きが生じている状態を指します。
前傾(ぜんけい): 反り腰になりやすく、腰痛や前ももが張りやすくなります。
後傾(こうけい): 猫背になりやすく、膝への負担やお尻の筋肉の衰えを招きます。
左右の傾き・ねじれ: 足の長さが違って見えたり、片方の肩だけが凝るなどの原因になります。
骨盤と全身とのつながり
骨盤は股関節を介して足とつながり、仙骨を介して背骨とつながっています。そのため、骨盤のわずかな傾きが、膝の痛みや首の凝りといった「離れた場所」に症状として現れることが多々あります。
骨盤の状態を整えることは、単に腰周りを楽にするだけでなく、全身の筋緊張や自律神経のバランスを整えることにも直結します。
南森町で骨盤矯正受けるなら
先日ご来店いただいたお客様から、とても嬉しいメッセージをいただきました。
「よくあるもみほぐしとは、ひと味違う……」
そう感じていただけたのは、私が施術で最も大切にしている「痛みの引き金を見極める」というこだわりが、お客様のお身体にしっかり伝わったからだと思います。
一般的なマッサージで「痛いところ」を力任せに押すと、筋肉は防御反応で硬くなってしまいます。
私が目指しているのは、筋肉を傷つけず、その奥にある強張りの原因へじんわりと沈み込むような圧です。
「そこそこ!」という感覚がありながらも、揉み返しのような負担がない。この「届く」感覚こそが、お身体を根本からリセットするための第一歩だと考えています。
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