現代病の一つ、ドライアイとは?セルフケアとおすすめのツボ

ドライアイは、単に「目が乾く」だけでなく、涙の量や質のバランスが崩れることで目の表面が乾き、傷ついたり炎症を起こしたりする病気です。

 日本では約800万~2,000万人もの患者がいると言われており、現代病の一つともされています。


なぜ起こるのか

​涙は「油層・水層・ムチン層」の3層構造でバランスを保っていますが、これが崩れるとドライアイになります。 


​1.涙が足りないタイプ(涙液減少型)

涙を作る機能自体が低下している状態。加齢や特定の疾患(シェーグレン症候群など)が原因となることが多いです。


2.​涙が乾きやすいタイプ(蒸発亢進型)

涙の量は足りているものの、涙をコーティングする「油」が不足してすぐに蒸発してしまう状態。現代のドライアイの約8割がこのタイプと言われています。

主な症状

ドライアイの症状は「渇き」だけではありません。以下のような症状もよく見られます。


□目の乾燥感、重い、疲れる


□目がゴロゴロする


□物がかすんで見える


□光をまぶしく感じる


□目が充血しやすい


また、乾燥の刺激によって、反射的に「涙が出すぎてしまう」こともあります。「涙が出るからドライアイではない」とは限らないのです。

ドライアイのセルフチェック

「10秒間、目を開けたまま我慢できるか」を試してみてください。


 10秒もたずにまばたきをしてしまう、または目が痛くなる場合は、ドライアイの可能性が高いです。

今日からできるセルフケア

1. まばたきを増やす・目を休める

パソコンやスマホを見ている時は、まばたきが減りがちです。意識してまばたきを増やしましょう。また、20分作業したら20秒ほど遠くを見て、目を休ませる。


2. 部屋の環境を整える

部屋が乾燥しないように、加湿器などを使って湿度を保つ。エアコンの風が直接目に当たらないようにすることも大切です。


3. 目を温める

蒸しタオルや、市販のホットアイマスクなどで目元を温めてみましょう。


4. 食事を見直す

​サバ、イワシ、サンマなどの青魚に含まれる EPA や DNA は、炎症を抑え、涙の油層を安定させる働きがあります。

効果: 涙が蒸発しにくくなり、目の乾燥や痛みを和らげる効果が期待できます。


​摂り方のコツ: 酸化しやすい脂質なので、お刺身で食べたり、煮汁ごと食べられる煮付けや缶詰(サバ缶など)を活用するのが効率的です。

おすすめのツボ

​1.攅竹(さんちく): 眉頭のすぐ下のくぼみ。

​押し方: 親指の腹を当て、上に向かって押し上げるように刺激します。


2.​太陽(たいよう): 眉尻と目尻の外側、こめかみの少し手前にあるくぼみ。

​押し方: 中指の腹で、ゆっくりと円を描くように優しくもみほぐします。


3.​睛明(せいめい): 目頭と鼻の付け根の間にあるくぼみ。

​押し方: 親指と人差し指で鼻の付け根をつまむようにして、じわ〜っと圧を加えます。


​目の周りにはデリケートな神経や血管が集中しているため、「痛気持ちいい」と感じる程度の優しい力で、指の腹を使ってゆっくり押してみてください。

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